MJG島根‐日鉄ステンレス1-8(7回コールド) 試合後スタンドに挨拶するMJG島根の選手たち
【評】
第52回JABA徳山(スポニチ)大会(津田恒実メモリアルスタジアム・山口県周南市)の2回戦が5月1日に行われ、MJG島根は、社会人野球の日鉄ステンレス(山口県光市)と対戦し1-8(7回コールドゲーム)で敗れた。MJG島根は、先発・安達、2番手・伊本の乱調(8四死球)に加え、打線も中盤まで相手投手陣に抑えられ7回表に三原(耕)の適時打で1点を返すにとどまった。
【失策】森脇(2回)【暴投】安達(1回)
【バッテリー】●安達、伊本‐森脇
MJG島根‐日鉄ステンレス MJG島根は7回表、一死1塁・3塁から三原(耕)の中前適時打で1点を返し1-8とする。
「社会人チーム相手にクラブチームとしてどれだけ戦えるのか楽しみです」試合前に話した三原主将。しかし、試合は味方投手陣が前日とは打って変わって大乱調。序盤から失点を重ね試合を完全に支配されてしまった。打線も相手投手陣に沈黙する中、2回にチーム初安打となる右前打、5回に中前打、そして7回にも中前にはじき返しランナーをホームに迎え入れた。主将としてチームの意地を見せる3安打だった。
予想外の展開だった。前日好投を見せた投手陣が8四死球と大乱調。適時打が加わり大量失点のコールド負けに「野球にならん。社会人チーム相手に実力を発揮できず負けるのが一番悔しい(三原総監督)」は当然だ。選手の悔しさはそれ以上だろう。今季ここまで無敗できたMJG島根だが、今大会の2試合を通じてあらたな課題を突き付けられる格好となった。「自分たちの野球をとことんやるだけだ」試合後の三原総監督の言葉をチームとしてどれだけ実践できるか。目標の全国大会出場(全国クラブ選手権大会)に向け新規まき直しだ。